こんにちは、元海外特派員あらため営業部の高橋です。
去年は、某ヴィジュアル系バンドや某お笑いタレントさんのブレイクなど、空前のチャラ男ブームの年となりました。
景気が冷え込んでいましたから、元気な男子が脚光を浴びるのは、全くもって頷けます。世の中に活力を与えてくれる彼らには、チャラ男だろうと益々活躍して欲しいところですが、昔々賃貸マンションの営業をしていたときの話。
若い男女三人組(一人の男性と二人のギャル)が来店し、お部屋を何件かご紹介させて頂きました。若くして会社を起業し、ホスト風の風貌からは想像できない素晴らしい業績をあげておられる方です。ご紹介差し上げた中で眺望抜群のタワーマンションをお気に入りになり、具体的な賃貸条件をお尋ねになったのですが、、、
「マジこの部屋ヤバイんだけど、お兄さんこれ安くなるんしょ!?」
「オーナー様へ一度お伺いはさせて頂きますが、家賃交渉はできない物件でございます。」
少々の間
「そこか、ら、の〜!?」
「申し訳ございませんが、この物件は家賃交渉ができないのです。」
「は、全然聞こえない。と、こ、ろ、が〜!?」
些か不機嫌なご様子です。
「つまんないなー。アゲアゲで行こうよ〜!」
(下げて欲しいんだか、上げてほしいんだかどっちなんでしょう。。)
ご紹介した物件は、オーナーさんが「個別の家賃交渉は既に住まわれているご入居者様に対して不公平だから」という理由で家賃に関して一貫した姿勢を貫かれておられました。
結局、この若い社長様は他の物件をご契約されたのですが、せっかく大変な事業をされているにも関わらず、こういったチャラさは、少し残念な思いがします。
選択肢の多い時代ですから、借主様は少しでも安い家賃で住みたいと思われるのはもちろんですが、オーナー様の思いの詰まった物件ですから、相手に配慮した大人の対応で、条件交渉ならびに入居後の良い関係を構築してほしいものです。
当時「強引な値引きなんて、キミ女々すぃね〜
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