ご無沙汰しております、サム・リアルティの高橋です。
暫くぶりの投稿になります。
現在私は視察三カ国目となるタイの首都バンコクに滞在中で、
この国特有のジメジメした暑さと刺激的な辛さの料理のおかげで毎日滝のように汗をかきながら過ごしています。
本日は最初に訪れた国シンガポールの街並みについて、
ご紹介させて頂きます。
シンガポールは、国土約700㎢と東京23区と大体同じくらいの面積であり、人口も約5百万人と大変小さな国です。
ですから、訪れる前は「金融に力を入れていて、マーライオンが街中に点在している国」程度の理解でいたのですが、実際に足を踏み入れてみてビックリしました。
シンガポールの街は、極めて洗練された観光都市であり、
さながら未来都市のようでした。
シンガポールの昼の顔。
右手は海上に浮かぶサッカー場「マリーナ・ベイ・フローティングスタジアム」です。
夜景。蓮の花の形をした奇抜な建物は、博物館になっています。
空港から市街地までの距離が近いことはもちろんのこと、
街の中心地に経済、政治、文化の中枢機能を集中的に集積させています。国会やオフィス街の至近距離に、F1サーキットや大規模な植物園があり、それら全てが徒歩圏内です。
英語と中国語が公用語の為、世界の人々が訪れるにあたってコミュニケーションに困ることがない上、自動車も歩行者を優先して止まってくれます。(強引に道路を横断しようとしても十中八九止まってくれます。)
非常に観光客に親切であり国を挙げて、世界都市としての地位を向上させようとする空気が感じられました。
ご存知の通り、シンガポールは企業や優秀な人材に対して優遇した税制を設けておりますので、上述のような効率的な街づくりも手伝ってか一人当たりのGDPは既に日本より上のようです。
建築物も自由な発想のものが大変多く、街をぶらぶら歩いているだけでも、観光客を飽きさせることがありません。街づくりや都市の成熟度としては、残念ながら日本は劣勢に立たされているような気がします。
奥に見えるビルは、シンガポールで一番人気の商業施設「マリーナベイサンズ」。
ホテルやショッピングモールが入居している他、公益カジノやレストランがあり、
ビル内をヴェネチアにありそうな小舟が走っていました。
「マリーナベイサンズ」の屋上は、地上200mに浮かぶプールです。
ゴージャスな気分に浸れそうですが、残念ながらホテルの宿泊者しかプールを利用することができません。
「マリーナベイサンズ」の隣りにある巨大な植物園。
今年6月にオープンし、外灯やドームのライトアップによって、夜はまるで映画「アバター」のような世界を作り出します。
個人的には、羽田の国際・24時間化や東京「海の森」計画は、
東京の街を魅力的にする上で、ぜひとも実現させて欲しいと思います。
折をみてあらためて世界の果てから見える風景をお伝えさせて頂ければと思います。
がんばれ、ニッポン!がんばれ、東京!!
海外特派員 高橋
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